私達は、「基礎工業力とは高品質素材である。」を理念として、素材のエキスパートを目指し、素材（マテリアル）の開発・提供を行っております。
戦時中、日本技術者の先人たちは資源不足の中、懸命な努力と創意工夫を重ねていました。
石油資源獲得のためボーリングのビッドの鋳造にも大変な苦労していたそうです。
しかし、ニッケルやモリブデンなどの希少金属素材不足から、ボーリングビッドを短時間で交換（高圧・高熱の為損耗為）する必要があり、資源素材不足の憂き目に遭遇していました。
一方でその当時に米国の高性能エンジンの軸受け素材が銀合金であった事を知り、日本の技術者は日本国の素材の貧弱を痛感させられたそうです。
こうした史実を見聞きしたことから、弊社は日本の重化学工業等の発展の為に、素材開発の基礎的な新規分野の開拓を目指そうと考えました。
素材開発は裾野産業ではありますが、先人の技術者達の苦労を生かし、日本のものづくりを支えるべく基礎工業力強化の為に邁進してまいります。